東洋医学には、五臓(肺・心・脾・肝・腎)に関連する季節と色があります。
そして、それぞれの臓と関連した色や、時期に適した食材を食べると
良いといわれています。
冬は『腎』の季節にあたります。
五臓における 腎の働きは、
1.生殖機能と発育成長をコントロールする「精」を蓄える
2.水の代謝を行う
3.呼吸機能を助ける
つまり、腎の働きは、重要な生命力の元になります。
老化にも深く関わっていて、元気に過ごしていくためには
腎の働きを維持することが欠かせません。
なので、腎の働きが維持されるとアンチエイジングにもつながります♪
腎は、非常に冷えに弱いため、冬の時期にダメージを受けやすいと言われます。
そこで、食材から腎の働きを補うことが大切になります。
腎によいとされるのは、特に黒い食材と言われていて、
❝ 黒豆、黒ゴマ、黒糖、わかめ、昆布、ゴボウ、うなぎ、ひじき ❞
がおススメです。
腎の状態を知る目安となるチェック項目が10個あります。
腎の状態が弱っている際に出てくる症状なので、
ぜひ自分の状態を知る参考にしてください。
当てはまる項目がたくさんある場合は、
腎が弱っている可能性があります。
体調改善のためにぜひ
黒い食べ物を取り入れてみてください♪
【腎に関するチェック項目】
□むくみやすい
□疲れやすい、または足腰がだるくなりやすい
□手足などに冷えを感じる
□性欲の低下、あるいは性交痛がある
□目のクマが出やすい
□尿量や回数が多い、あるいは少ない
□耳鳴り、もしくは難聴がある
□年齢のわりに老化現象が早い(目、耳、足腰)
□髪のパサつきや、抜け毛、白髪が多い
□若白髪がある